小説家になるには?
夢を追いかけている人のためのブログです 小説の創作方法や文章の書き方などを考えていきます
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〇hmhm
映画観た後には感想だとか、考察を探すのですが、ここの記事がよかったですね。
主人公はアラサーのおひとり様。
心の中のAというイマジナリーフレンドか、脳内会議か分かりませんが、疑問や悩みがあるとAと対話をします。
会社の営業で知り合った年下の青年多田君と一年自炊した食べ物を分けるという不思議な関係を続けています。主人公は多田君が好きであり、多田君も主人公のことが好きだと思ってはいます。
なんとなくですが、主人公の女優さんが美人過ぎて違和感がありました。
作中のキャラクターは、この女優さんほどは綺麗じゃないんだろうと脳内補正して観たのですが、無駄にエネルギーを使った気がします。
私があまり観ないタイプの映画だったので、ちょっと理解が追いつかなかったかもしれませんが、新鮮で楽しかったです。
シナリオ自体は、爽快感みたいなものが欲しかったような気がします。そもそも、そういう映画ではなかったのかもしれませんが。
2011年公開の韓国映画です。
主演の一人が、イ・ビョンホンという俳優で、私でも聞いたことがあります。
婚約者を殺された敏腕刑事の主人公が、連続強姦殺人鬼に対して復讐する話です。
長い捜査の果てに犯人を見つけて殺すなんて話ではありません。
序盤に戦闘の末に一度捕まえますが、手首を折っただけで解放して、お金まで置いておきます。
逮捕すること、殺すこと、拷問することが目的ではなく、主人公は婚約者が受けた苦しみを千倍にして返すのが目的なのです。
逃げられる希望を見せて、何度も痛めつけては解放してを繰り返して、恐怖を味わわせるのが目的なのでしょうか?
★以下、ネタバレあります★
主人公は犯人を捕まえた際に、GPSと盗聴の機能がついた特殊なカプセルを飲ませます。
これで犯人を一方的にいたぶるのかと思ったら、犯人の男が不屈過ぎて、次々と更なる罪を重ねていきます。
犯人はタクシーで移動しようとしますが、乗っているうちに二人組の強盗に襲われた後だと気付いて、先んじて二人を刺し殺します。
病院に行くと、受付の女の子に欲情して、待ち伏せをして襲います。
その際、主人公が駆けつけて女の子を助け、今度は足の健を切って再び解放します。
犯人は昔の友人の所へ行きますが、友人の男もとんでもないサイコ野郎で、女性を生きたまま四肢切断するのが好きなようです。
家主の女性が被害に遭いそうになる直前に主人公が助けに入りますが、ライフルを持った犯人が助けに入ってしまいます。
激しいアクションの末に、主人公も深手を負い、なんとか犯人だけを連れ出します。
友人のサイコ野郎が警察に捕まる中、主人公と犯人は二日眠っていました。
寝たふりをして主人公と警察の後輩の会話を盗み聞いていた犯人は、特殊なカプセルを呑み込まされたのを知ります。
解放された犯人は薬局を襲い、店主を襲い、下痢薬を奪っていきます。
カプセルを取り出した犯人は、ちょうどトイレにきた警察官を襲って、カプセルを呑み込ませます。攪乱させたかったのかもしれませんが、主人公が駆けつけるまで警官はトイレで気絶していたのであまり意味はなかったです。
犯人は主人公の正体を感付いており、婚約者の父親を襲い、婚約者の妹を強姦し殺害して捨てました。そして、主人公が手を出せないように警察へ自首しようと出頭するのです。
主人子は寸前のところで、犯人をさらって逃亡します。
廃工場で主人公は犯人を痛めつけます。
「怖いか? 答えろ? 怖いか? 自分の罪を、これで思い知ったか?」「これだけ痛めつけたら十分だろ。そろそろ止めにしろよ、くそ野郎。おい、寝ぼけたことほざくのはやめろよ。お前は負けたんだ。俺をもて遊んだけどいいんだろ。ああん。ざけんじゃねえ。俺は苦痛なんて知らねえ。恐怖? そんなもの知るか。お前が俺から得られるもんなんて、なんもありゃしねぇ。だから、お前の負けってことさ。いいか」「お前には死んでも苦しみ続けてもらいたい」
主人公がある仕掛けをして廃工場を後にします。背景で廃工場前に止まる一台のタクシー。そこから下りた人物は、犯人の両親と息子です。
犯人は父親を呼ぶ息子の声を聞いて、仕掛けの意味に気付きます。自身に嚙まされたロープと扉と頭上にあるギロチンが連動しているのです。
肉親に自身を殺させないために犯人は叫び、ロープを噛みしめて抵抗します。ここで初めて犯人の善の部分が出たように思いました。
反対に、主人公に善の部分は残っているのでしょうか。
最後、主人公は笑っているようで泣いているようにも見えました。
〇感想
1.婚約者がまさに殺された直後、場面が変わって、水が排水されている風景が描かれます。透明な水が流れている中、当然赤い水が水量を増して流れるシーンがよかったです。
2.強姦が目的だったのですが、直接な描写がなかったので、序盤は犯人の目的が不明で怖かったです。
3.犯人が病院で手首を見てもらっていたシーン。サッカーで手首折ったことを不審に思われていました。主人公が犯人の家族の元へ行っていた時に、息子は壁に向かってボールを蹴っていました。
4.犯人の友人のサイコ野郎。主人公によって、手が刃物によって台に縫いつけられてしまいます。それを頑張って抜こうとしていると、スポッと間抜けな効果音で持ち手の部分だけが取れるギャグが挿入されているのが面白かったです。戦闘の合間のいい息抜きになりました。
「ハリエット」は黒人女性が主人公の、偉人の映画です。
2024年の20ドル札の絵柄にも選ばれている人物です。
黒人が奴隷として農場で働く時代、ハリエットは脱走して、後に黒人脱走を協力する立場になり、大勢に黒人を奴隷の待遇から逃がすことになります。モーゼと呼ばれたりしてます。
最初は、黒人の奴隷の待遇が説明されます。
主人公は売られることが決まり、家族と離れ離れになってしまうので、脱走を決意します。
夫を巻き込み捕まれば、夫は自由黒人の立場をなくしてしまうので、一人で逃げることにします。
RPGのおつかいみたいに、誰それの所へ行けと目的地を変えながら進んでいきます。
追っ手が迫る中、橋から飛び降りたり、荷馬車に隠れたり、なんとかフィラデルフィアまで100マイル(160km)を逃げ切ることが出来ました。
反奴隷協会に匿われて一年が経ち、遂に夫を助けに行くことになります。
しかし、夫はハリエットが死んだと聞かされていたために、再婚して新しい妻のお腹には子供もいる状況でした。夫とは喧嘩別れをして、弟を逃がそうとしますが、ちょうど逃げようとしていた人たちが現れて、凄い大所帯で逃げなくてはいけなくなりました。
追っ手に待ち伏せされますが、ハリエットは神のお告げから、深い川を渡って見せて逃げ切ることに成功します。
この後、ハリエットは次々に黒人の脱走の手伝いをして、いつしかモーゼと呼ばれ、奴隷を持った資産家達から懸賞金をかけられるまでになります。
黒人の脱走者に厳しい法律が可決されてしまい、ハリエットは両親を助けに行きます。
ずっとハリエットに執着していた奴隷時代の雇い主の息子と対決をして、
その後の活躍を紹介して、物語は幕を閉じます。
なぜ外国の偉人の話を観ようと思ったのかと、ちょっと後悔しました。
この映画を観るまで、存在すら知らなかった人物です。
アメリカの当時の状況なんかが分かって、面白みも感じましたが、身近な日本の歴史すら正確に分かっていないのはどうなのかなと思いました。
ハリエットが逃げ出すまでは応援できましたが、神のお告げが聞こえるだとか、一年経って性格変わったのか、ちょっと感情移入が弱くなってしまったような気がします。
どちらかというと、ハリエットに執着するイケメンの方を応援するようになってました。
急にハリエットが黒人の脱走を手伝うようになったように感じてしまいましたが、アメリカ人にとってはこっちのハリエットの方が有名で、脱走時はおまけみたいな物だったんでしょうね。やっと自分たちの知ってるハリエットになったという感じなのでしょうか。
まったく個人的な事情なのですが、黒人の俳優の区別がつきづらいです。
多分、別の作品に同じ俳優さんが出てても気付けないと思います。
顔でこの役は大事な役だろうなんかの判断もできないのは、観ていて少し疲れます。
アメリカではポリコレが流行っていますよね。
私もよく分かっていないのですが、黒人を優遇するとか、女性を優遇するとか、今までに大変な待遇だったから、今活躍させようとするのは理解できなくはありません。
アメコミとか観ていて、ポリコレで作品が歪んでしまうのは、どうなのかなと思わないでもないです。
ネタバレも気にせずに映画の感想を書いていこうと思うので、観ようと思っている方はブラウザバックしてくださいね。
祖母の死から始まる映画。
これにより、母、父、息子、娘の四人になってしまうのだが、順番に怪異が襲っていきます。
最初は不気味な兆候が見え始め、だんだんと家族に危害が加えられていくのです。
映画の15分辺りのところで、息子ピーターが授業を受けているのですが、その内容が今後の家族の運命を示唆しているのは興味深かったです。
こういう期待の盛り上げ方もあるんですね。
「さて、主人公が致命的な欠点により破滅するという法則に当てはめると、ヘラクレスの欠点は何かな?」「傲慢さ」「そうか、どうして?」「それは、ヘラクレスが目の前に差し出された色んな兆候を全部無視したからです」「なるほど。彼は支配権を持っていると思ってるわけだ。思い出してみよう。ソボクレスは神託を書いているわけだから、ヘラクレスには選択肢はなかったということだ。そうだろう? だが、彼に選択肢があった場合、悲劇性は高くなるのか低くなるのか」「低い!」「そうか、理由は?」「そうだから」「君はどう思う、ピーター」「ああ、どの部分ですか」
「悲劇性は増すと思います。結局、逃げることのできない運命なら、希望がないからです。登場人物達はみんな、悲惨で絶望的な仕組みの中の駒です」
この映画ですが、怪異の原因は悪魔です。
悪魔の超人的な力によって、気が狂ったり、死んだりするわけです。
思うのですが、日本人には馴染みが薄くて、悪魔が原因だとなると、それだけで作り物に感じられてしまい、恐怖が薄らいでしまいます。これは日本人がキリスト教を信じていないので、悪魔も信じていないからでしょう。
神を信じてしまうと、同時に天使の存在も信じないといけないし、悪魔も存在していないといけないわけなんですよね。
信仰が悪魔の存在を信じることに繋がるのは皮肉ですよね。外国では、悪魔憑きなんかもありますからね。それを題材にした映画とかもあります。
仮説なのですが、日本人は悪人がバタバタ死んでいってもあまり怖いと感じないのではないでしょうか。
悪いことをすると罰が当たる。
悪人が死んでいくのは怖くないが、善良で優しい人間が理不尽な死が訪れると怖く感じる。
悪いことしてないから自分は大丈夫だという価値観を崩されて、恐怖を感じるのかもしれません。
洋画と邦画のホラーは特色が違って、日本人が邦画のホラーを怖がるのも分かる気がします。
気付かない内に禁忌に触れて、祟りが降りかかる。
悪霊の呪いによって、誰彼かまわずに死んでいく。
悪魔が現れるよりも怖く感じるのではないでしょうか。
95分辺りの部分で、物語の黒幕的な人物が判明するのですが、色々と繋がってちょっとした快感が得られます。
得体の知れない恐怖が少し解消し、解決の希望が見えかけたところで、悪魔の超常的な力によって理不尽に家族が蹂躙されていくのです。
〇『ヘレディタリー/継承』分かりづらいところをネタバレ解説&考察
ここにもっと詳しく書いてくれているのですが、悪魔がまったく関係しない解釈も可能だと書かれていて、そっちの方が私個人としては怖く感じて好きですね。