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小説家になるには?

夢を追いかけている人のためのブログです 小説の創作方法や文章の書き方などを考えていきます

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友達が貸してくれたので読んでみたのですが、一言でいうと傑作だと思いました。
13巻で完結しているので、非常に読みやすかったです。

敵はクトゥルフ神話の世界にいそうな化け物です。
作中でも言及されている沼男。
瞬時にコピーとなり、コピー元を殺して消してしまうのです。
クトゥルフ神話TRPGでも「スワンプマンは誰だ?」という有名なシナリオがあります。


ダメなタイムリープ物の欠点として、失敗してもどうせやり直せばいいと思わせてしまう点があります。
今作のタイムリープ能力には明確な弱点があり、巻き戻る時間が少しずつ減っていきます。
再開地点が少しずつ後になり、再開時の場所も状況も違うので、上手くいった行動を繰り返す必要もありません。
再開前の行動は確定していきます。
緊張感が失われませんし、確実に時間が進むわけですから停滞感がありません。
私は連載漫画に似てるように思ったりしました。

なぜタイムリープ物は傑作が多いのか?
考えてみるのも創作の役に立つかもしれませんね。

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1位 文章はシンプルに
2位 伝わる文章には「型」がある
3位 文章も「見た目」が大事
4位 文章は必ず「推敲」する
5位 「わかりやすい言葉」を選ぶ
6位 比喩・たとえ話を積極的に使う
7位 接続詞を「正しく」使う

8位 思いつきはメモに、思考はノートにどんどん書く
9位 「正確さ」こそ、文章の基本
10位 「名文」を繰り返し読む
11位 主語と述語はワンセット
12位 語彙力をつけろ、辞書を引け
13位 「、」「。」をテキトーに打たない
14位 段落はこまめに変える
15位 とにかく書く、たくさん書く
16位 「わかりにくい」と思ったら修飾語を見直す
17位 「書き出し」にとことんこだわる
18位 「読み手」を強く意識する
19位 「は」と「が」を使い分ける
20位 名文を書き写す・真似る

21位 とりあえず、書き始める
22位 「何を書くか」を明確にする
23位 文末の「である」と「ですます」を区別する
24位 体験談で説得力を高める
25位 書き始める前に「考える」
26位 同じ言葉の重複を避ける
27位 「見出し」で内容を端的に伝える
28位 日頃から内面を豊かに耕す
29位 同じ主語が続くときは省略してみる
30位 考えるために書く
31位 テクニックでごまかさない
32位 「一番好きな文章」を見つける
33位 的確なインプットでオリジナリティを高める
34位 わかりにくいカタカナ語は日本語に
35位 ビジネス文書・論文は「話し言葉」より「書き言葉」
36位 ビジネスメールは簡潔さが命
37位 イメージまで共有できれば誤解なく伝わる
38位 発見や違いを盛り込んで文章を「おもしろく」する
39位 根拠を示す
40位 過去形と現在形を交ぜると文章がいきいきする

こういう項目で書かれています。
文章術に関する本をいくらか読んでいれば、どこかで読んだことある内容ばかりです。
真新しさはありませんが、基本を抑えています。
もし、知らない項目がたくさんあるのならば、読んでみることをおすすめします。

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『TIME HACKS!』『整理 HACKS!』を読みました。
面白そうとは思ったのですが、100円均一で買ったこともあり、あまり期待せずに読みました。
いくつかメモがわりで書いていこうと思います。

寝る直前に情報をインプットする
 人間は寝ている時に情報が整理されて、記憶に定着するといわれています。
 理にかなったことですし、私は寝る前はだらだらしていることが多いので、生活習慣を変える必要があるかもしれません。

創造性を高めるためのToDoリスト
 ToDoリストといえば、やるべきことを忘れないためのものです。
 今やっていること以外を忘れるために、ToDoリストを作るという考え方です。

対立概念を組み合わせる
 何かテーマがあるとき、対立概念も考えてみます。
 例題として、「美しさ」に対して「醜さ」。「一瞬の大切さ」に、「長期的な思考の大切さ」といった具合です。

空白を使い発想を強制的に広げる

名前を付けて整理する

二分で終わることはすぐ処理する

「やらないことリスト」を作る

中長期の目標は習慣で達成する
 楽器、言語、資格には、それぞれ習熟に必要な時間があります。
 天才になるには、一万時間という時間が必要だといいます。
 時間を積み上げるには、行動を習慣化していく必要があるのです。

積み上げた成果を振り返る
 結果を見て自分を褒めることが、継続へのやる気に繋がります。

正直な話、読んでいる際に、もう少し気合いを入れて読むべきでした。
知っているようなことが書いてあると油断して、結構頭から抜け落ちていました。
感想を書く際に、再読するようなら、線を引くなり、読みながらメモを残すなり、いろいろと方法があったと反省します。

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新語造語が、誰によって造られたのか、どのように造られたのがまとめてある本です。
言葉の語源なんかも書かれてあったりします。
どういうことを考慮して新語を造ろうとするのかの傾向が分かって興味深かったです。

造語には、人をカテゴライズする言葉が多くあります。
例えば、おたく、とかですね。
言葉は区別する為にありますよね。
日本では蝶と蛾に分けていても、外国では一緒の呼び方をしている例もあります。
言葉によってラベリングすること、自分と他者を明確に分けようとする働きは、考えれば考えるほどに思考の沼にはまっていくように思えます。

最近は新しい日本語が生まれず、横文字をそのまま持ってきてしまう例が多いように思えます。
カタカナの羅列では、定着しにくいですし、意味も理解できないと思うんですよね。
まったく知らなかった言葉でも、漢字で示されるとなんとなく意味が分かったりしますよね?
新しい概念や技術をきちんと日本語として馴染ませた昔の人は偉かったと思います。

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「その1」と書いたからには、「その2」もやらなきゃと思って書いてみました。
今回は、すぐやるための取っ掛かりに有効そうなものを集めてみました。

11.「誘導タスク」を設定する
 すぐやれないなら、嫌でもすぐやる状況を作ってしまうのです。
 「最初の一歩」を踏み出すための作業を「誘導タスク」といいます。
 少しの行動で、勢いが生まれて取り組むことができたりするものです。

23.「スタンバイ状態」をつくる
 例えば、歯磨きなら誰だってすぐできるでしょう。
 洗面台の上に道具が揃っていて、水さえ出せればすぐに行動を始められます。
 「すぐやれない」行動も、スタンバイ状態にしておけば、案外すぐやれることがあります。

27.タイマーをセットする
 準備の最終段階であり、タイマーをセットすれば、行動したも同然です。
 タイマーをセットしてから、他のことを始める人という人はとても少ないので、最後の一押しとしては最強です。
 タイムトライアルなどを行ない、作業に遊びを取り入れるのも、楽しみが生まれていいようですね。

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実家に帰って、本棚を眺めていると面白そうな本を見つけました。
読みやすいし、面白い。
今でも通用する事がたくさん書いてあり、人って変わらないものだとも思いました。
55の方法が書かれてあり、一つくらいは参考になると思いますよ。


1.未来の自分に期待しない
 やるべきことを後回しにしてしまう人は、つい「あとでやろう」と考えてしまいます。
 明日やろうと思っても、明日がきたら今日になっているのです。
 未来の自分は常に今の自分よりも有能で素晴らしいと、人は思いがちです。

3.現状を手放す
 「今やっていることをやめて後悔したくない」という心理が働きます。
 人間は「現状を維持したい」ものなのです。

4.快楽を手放す
 「快楽を捨てること」と「苦痛を選択すること」を一度にやろうとすると、億劫になってしまいます。
 まず、快楽を捨てることに注力して、ニュートラルに戻る必要があるのです。

7.「パッキング」に気をつける
 脳は、細かく小さなことをいちいち認識していられないので、ひとまとめに「パック」したがります。
 「部屋を片づける」とか「〇〇の勉強をする」とか、紙に書き出すなら便利でしょう。いざ実行しようとした時に、とても難しく感じ、すぐできない原因になります。

8.分解する
 「部屋を片づける」ではなく、「ペンをペン入れに戻す」「レシートを捨てる」など、すぐできるところまで分解することが大切です。
 どんどん分解するクセがつけば自然と「すぐやる」人になれます。

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2012年の夏ごろに、何故か猛烈に『マリアさまが見てる』シリーズを読んだ。
その際、Wordで感想を残していたので、ブログにも載せておこうと考えた次第です。

 心を推察するミステリーといえるだろうか。「文学少女」シリーズに通じるものがある。

 この本の素晴らしいところは、憧れの学生生活を追体験できるところかな。姉妹という関係は、非常の美しく、相手の反応で一喜一憂する少女たちの心情を読むのは、とても楽しい。

 私が好きなキャラクターは、主人公の祐巳だ。祐巳は思っていることが直ぐに顔に出てしまう素直な少女で、周りの生徒も祐巳を好ましく思うのだ。彼女は人に優しく、また、姉の祥子に対してとても一途に想っている。

 一方、祥子はスペックが高い癖に、メンタル弱すぎで、悩みを抱え込む癖もあるので、すぐに誤解されて、祐巳を傷つけることも多い。しかし、祥子も祐巳を心から大切に思っており、誤解が解けて問題が解決することが一つのパターンである。DV夫を連想してしまうのは、私だけだろうか。

 姉妹単位で考えると、白薔薇さまの二人は、とても好きだ。乃莉子と志摩子の二人である。二人は似たもの姉妹らしい。姉妹になり立てなので、いちゃいちゃを見られるのが、妙にくすぐったく、にやにやしてしまう。志摩子は、人に対して物腰が柔らかく、一方で問題を抱え、悩む傾向がある。一方で、乃莉子はしっかり者だが、人付き合いが少し苦手な印象があるが、志摩子に対しては蕩けている。二人とも、相手のことが大好きで、外からもよく分かる部分が大変に好ましい。こういう普通に仲良しな姉妹が出てきてないせいか、余計にそう思う。

 この小説ですごいと思う点は、上級生が下級生よりも、非常に大人に見える点だ。一巻の時点で、薔薇さまの三人は、非常に熟練された人格を有しているように見えた。しかし、一年が経ち、三年生が卒業して、それぞれが一年繰り上がった時、祥子と令も三年生の風格を持ち、二年生の三人もすっかりと生徒会のメンバーに相応しいように変わっていた。これは、問題を一つずつ解決していったために、個々人が成長した成果といえるだろう。

 脇役では、蟹名と柏木が好きだ。蟹名は祐巳との関わりで、好感が持てた。柏木も、非常に大人で、祐巳は嫌っているが、ちょっとした手助けをしてくれる感じがとてもいい。
 

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昔、三作ほど小説を書いたことがある

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