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小説家になるには?

夢を追いかけている人のためのブログです 小説の創作方法や文章の書き方などを考えていきます

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アイドルマスターのシナリオについて書かれた記事で、
キャラクターの描き方に関する記述があったので、それを紹介したい。

http://gamebiz.jp/?p=129400

(1).「属性にはめない」
いわゆる“ツンデレ”や“天然ボケ”など、それぞれキャラクターには特徴を備えているが、よくその枠に引っ張られたり、取り違えたりすることがあると語った。これが出来なければ、キャラクターは微妙にずれた“別のだれ”かになってしまうようだ。つまり、人物像は過去のシナリオの延長線上で想定しなければならないため、これまでのシナリオやドラマCDなどを聞き込んで研究する必要があるとのこと。「頭のなかでそのキャラクターが勝手に喋り出すぐらい読み込む必要がありますね」と東氏。


(2).「主役はアイドル」
『アイドルマスター』では、個々のアイドルたちのリアクションや考え方、勘違いの仕方が面白可愛く表現されているのが魅力である。だからこそ、アイドルを丁寧に描写して、かつ魅力を伝えるシナリオを書かなければならない。それも一面的な切り口ではなくて、様々な切り口が必要とされる。

たとえば同作に登場する「萩原雪歩」というキャラの場合。「彼女は、犬が苦手でお茶が好きです。では、彼女のシナリオを10本書いてください。しかし、ここで5本犬が出てきて、5本お茶が出てくるのはダメ」と東氏。特徴のある女の子だが、「この子がこんな場所にいたら、どうするんだろう?」と想像力を工夫したり、様々な角度から光を当てたりして、新たな一面を引き出すことが必要だという。


(3). (4). 主人公=プレイヤー(主人公は引き立て役)
主人公(プロデューサー)はプレイヤーであることは絶対条件。しかし、あくまでも主人公は、状況設定やアイドルのリアクションを引き出すための軽い存在で、目立ってはいけないと東氏は言う。さらに主人公は、プレイヤーが気持ちよく自己投影するための重要な存在でもあるからこそ、たまには良いことも言ったり、アイドルを喜ばせたりしないといけないため、よくも悪くも“さりげない存在”として登場するようなシナリオが望ましいようだ。

コピペしただけので、詳しくは元記事を読んでください。
例文もあり、きちんと説明されていますよ。

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大抵の物語には、主人公がいます。

私たちは、それを追いかける形で事件やトラブルを見ることになります。

○能動的理由
夢・目標
義務(仕事)
好奇心
正義感

○受動的理由
巻き込まれる(自衛など)
頼まれる
交友関係のしがらみ
消去法

主人公の行動理由を把握していると、自分がどういう物語を作ろうとしているのか、助けになると思います。


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物語では親のいない主人公という状態が多く見られます。
単に、主人公の親にページを割きたくない場合もあるでしょう。
普通よりも、変わった人物を見ている方が面白いというニーズもあります。
親がいないという悲劇性を伴った特殊な生い立ちは、ヒーローの資格を与えてくれます。

傾向として、
自立した考えを持ち、生活力があり、お金を調達する手段を有しています。
親から十分な愛情を受けられていないため、他者に対して無意識にぬくもりを求めることがあります。

では、具体的にどういう例があるかあげてみます。

A.海外出張
 精神的、または肉体的に遠い所にいる、または断絶しているケースです。
 単に仕事に忙しく家を空けることが多いだけや、主人公が家出をしている、異世界に飛ばされるという状況が考えられます。

B.殺された
 他者の意志によって、故意に肉親を奪われるケースです。
 主人公に復讐という物語を突き動かす強烈な動機を与えてくれます。
 親から愛されていたのか、厭われていたのか。親を尊敬していたのか、嫌悪していたのか。
 直近の肉親を失った主人公は、必ず何か思うところがあるはずです。
 珍しい例では、主人公が直接親を殺めるという状態も考えられます。

C.死んだ
 事故死や病死という場合、単に親という存在を排除したいという作家の思惑が見られます。
 他のキャラとの関わりなどを見せたいため、親という異分子は不要なのです。
 また、事件に巻き込まれて死んだ場合は、主人公は後々に事件を解決する使命を背負わされることがあるでしょう。

D.捨て子
 物心つく前から、親が存在していない場合です。
 他のケースとは違い、親の素性や名前すら分かりません。
 親を探すという、欠如を補うという分かりやすい目標を主人公に持たせることが可能です。
 また、大人への不信感が強く、仲間を大切にするケースも見られます。

E.乗り越えるべき壁
 親が親の役割をしてくれないケースです。
 これはAに含まれるかもしれませんし、この親のいない主人公に含めるべきではなかったかもしれません。
 他とは異なり、親は積極的に物語に関わりますし、ネームドです。
 有名人の子供というのが有名でしょうか。
 主人公は親を超えるという目標も持ち得ます。

F.本当に親がいない
 主人公が、妖精やロボットであり、人間でないケースです。
 非常に稀でしょう。
 最初から明示されるか、物語の後半で衝撃的事実として発表されるのがよく見られます。


私なりにまとめたもので、以上が全てだとも言いません。
重複してあてはまるケースもあるでしょう。
なんといっても、親は二人いますからね。
皆さんも物語を作る時は、考えてみてくださいね。

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○『ライトノベルの書き方』 著:野島けんじ

1.目的
 A 超越型

 B 共感型

 C 悪党型

 D 破滅型

2.行動
 A 積極型

 B 消極型

 C 中間型

3.心理
 A 陽性型

 B 陰性型

 C 中間型

3-2 心理→行動
 A 熟考型

 B 一般型

 C 短慮型

 D 直感型

 E 本能型

 F 考えナシ型

4.変化
 A 成長
 B 退化
 C 変化ナシ

5.外見
 外見上のウリのこと

魅力的なキャラクターを作ることを中心に、ライトノベルの書き方を説明してある本です。
例文があるので分かりやすいですね。

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キャラクターを考える時、どういうことを考えますか?
細かく作りすぎて、物語を作る前に疲れてしまう。適当に作って、いざ物語を書く段階で登場人物が動いてくれない。こういう風にならないよう、個々人でキャラクターに必要な要素を考えておくとよいのではと思います。
とりあえず、10個決めてみます。
定期的に入れ替えていけば、ベストなキャラクター作成の必須要素ベスト10が決定しますよ。

1.名前
 キャラクターのイメージに関わる重要なもの。

2.身長
 とりあえず。体重よりは大切な要素だと思います。二人の人物が向かい合った時、視線が上になるのか下になるのか。外見的な変化がありますからね。
 もっと大雑把に「外見」としてしまってもいいかもしれませんね。

3.自称
 自分のことをなんと呼ぶのか。
 私、僕、俺、あたし、わたし、などなど。

4.口癖
 キャラ同士が話し合う時、特徴がはっきりしていると書きやすいです。

5.性格
 大雑把でいいので決めておくとよいでしょう。
 テーマと相談の上、被らせないようにしたいですね。

6.コンプレックス
 これがあると、人間らしさがぐっと増す気がします。
 感情移入にも役立ちます。

7.弱点
 ピーマンが苦手だとか、そんな微弱なものでなく、もっと極端で重大なものがよいと思う。
 竜の血を浴びて不死身となったジークフリート。葉っぱで遮られた部分が生身のままであり、ここを突かれて死んでしまいます。

8.職業
 例えば、高校生だとか、生徒会長とかでも大丈夫です。
 そのキャラクターが行わなければならない義務と言いかえることができるかもしれません。これを決めておけば、キャラクターを性格と反する行動を取らせることも容易になります。

9.体験
 必要ないかもしれませんが、これがあると、キャラクターをぐっと動かしやすくなる気がします。
 また、これを考えるのがとっても楽しいです。

10.保留
 とりあえず10個と言いましたが、最後は決めないことにしましょう。例えば、魔法が飛び交う世界なら、キャラの得意な魔法を決める必要があるかもしれません。
 とにかく、その世界において、必ず設定しておかなければならないこと、としましょう。

適当に10個決めてしまいました。
自分でも使ったことがないので、これで少しキャラクターを考えてみたいです。

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物語のキャラクターを考えるとき、核となる特徴をひとつだけ設定しておくと、作りやすいです。
たくさんありすぎると、一つずつが目立たなくなるし、一番大事な性格を忘れて、キャラに合わない行動をさせてしまうかもしれません。

キャラクターの名前に、特徴に関係した言葉を入れたりすると、名前を書くたびに特徴を思い出せます。

○『いきなりドラマを面白くする シナリオ錬金術』 著:浅田直亮

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キャラの立たせ方で単純だけど、感心した手法があります。

①比較対象となるキャラクターを配置して対比させること

②似たようなキャラクターを配置して、競わせてキャラクターを立たせる


『名作RPGから学ぶシナリオ創作術 ゲームシナリオライターの仕事』 著:前田圭士

小説を書いている人でも、学べることが多いはず。
読みやすいし、面白いです。
機会があったら、じっくりと紹介したい本です。

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