小説家になるには?
夢を追いかけている人のためのブログです 小説の創作方法や文章の書き方などを考えていきます
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小説家を目指したブログにも関わらず、最近は小説に関係ない記事ばかり書いていました。
なんとなく分かっている気になっている小説の書き方ですが、改めて一つずつ学びなおしてみようと思います。
最初に学ぶ事柄は、ずばり「プロットの作り方」です。
『シナリオ創作演習十二講』 著:川邊一外 P21~27
まず、題名を決めます。目的語+動詞で作ります。
主人公が、結局変わることなく追求している最後の目的は一つ。
これを「超目標」と呼び、その一貫した行動のことを「貫通行動」と名付けます。
主人公の活躍する環境を想像してみます。
主人公の履歴を作ります。
「ストーリー」は、想像の「環境」と主人公の「超目標」との間の葛藤によって生まれ、展開していきます。
主人公の「超目標」と「貫通行動」がどのようにしてスタートしたのかを描くのが、「書き出し」の定石。
主人公の外側の環境に、主人公の意思に真っ向から反対する事態が起こり、主人公はその抑圧をはねのけるために行動を開始します。最終的な目的が「超目標」であり、矛盾の解決まで一貫して行なわれるのが「貫通行動」というわけです。
第一着手の行動は、必ず、環境からの反対の力(アンチテーゼ)によって厳しく妨げられ、それによって主人公は「第二着手の行動」を取らざるを得なくなります。
クライマックスは、主人公が最初に打ち立てた「超目標」が達成されるかされないか、成否いずれにせよ結論が出るポイントです。
ドラマは行動を描くものという原則を忘れず、文章は出来るだけ形容詞や修飾語を省き、主語+目的語+動詞の形で簡潔に書いてください。
「ストーリーを書くということは、あなたが想像の環境の中で、主人公となって、現実と同じように生きること」
「ストーリーの展開は、環境と主人公との間のピストン運動によって行なわれる」
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